2014年8月19日火曜日

鳳凰三山

 8月17日
 山の天気を見ていて、唯一晴れそうなところが、鳳凰三山と金峰山で、金峰山に行っても良かったのだけど、二日目がどうしても長くなり、バスに乗れそうもないので、鳳凰三山に行くことにした。
  いつも乗る甲府行きの電車にのり、8時40分に甲府に降りる。改札の前に、高校生山岳部員の長い列があった。鳳凰三山に行くのかと思ったが、北岳行きのバスに乗り込んだ。思ったより鳳凰三山に行く人は少なかった。バスに、乗ったのは16人ほど、ザックを座席に置けた。
 バスは、竜王に止まり、そこで一人乗せた。時間通り、夜叉神峠に着く。峠に止まっている車は、それほど多くない。夜叉神峠登山口からの道は、すごく整備されていて、歩きやすい。峠に近くなって、雨が降り始めたので、雨具を着る。峠の小屋でしばし休む。道は、すごく良いので、トレールランニングする人を多く見かける。道は、苺平の登りに石のあるところを歩くが、ほとんど問題はない。
 苺平から、少し下り25分で南御室小屋に着く。テント場は、整備されていて、すごく良い。草地にテントを張るが、張
っているときに、雨が降り始め、テントがかなり濡れた。しばらくすると、雨はやんだ。ここは、水が豊富なので、助かる。

 8月18日
 朝方、少し雨が降る。ときどき日光が射す。テントをたたみ、出発。ザックが軽く感じられた。少し慣れたのだろう。岩場のあるところを登り、森林限界近くで、薬師岳が見える。岩を少し降りたところに薬師小屋がある。ここに泊まったことがあるが、小屋自体は、かなり小さい。小屋の隣にトイレ小屋ができていた。そこから、白い砂地を歩いて行くと薬師岳に着く。白根三山は、ガスで頂上が隠れている。甲斐駒もガスでみえないが、薬師岳は、日が射していている。登山者が思った以上に多かったが、ほとんどの登山者は、ここで終わりで、引き返すか、青木鉱泉に降りる。
 観音岳へは、白い稜線は歩く。振り返ってみると、薬師岳への道はガスですっかり隠れていた。岩場を少しくだって、登り切ったところに観音岳の表示があるが、登っていくとそこに三角点がある。ときおり、ガスが晴れ、地蔵岳が見える。観音岳で少し休み、地蔵岳へ向かう。地蔵岳へは、思った以上時間がかかった。鳳凰小屋への分岐がでてから、登りとなる。ここを登って、左に早川尾根の稜線が見えて、右に地蔵岳の見えるところに出る。分岐から、下っていて、たくさんの地蔵が置かれている場所にでる。ここから、地蔵岳へと登れるのだが、少し休んで、白い砂のざれたところを下っていく。急で滑りやすい。森林帯へと入り、川音が聞こえてくると、鳳凰小屋に着く。小屋の前のテーブルで、ラーメンを作って食べる。そこにいた人と少し話しをした。天気が悪いので、唯一晴れそうな所に来たと言っていた。
 鳳凰小屋から、御座石鉱泉に降りたのだが、道は、急な所や、岩の多くあるところもあり、歩きやすくはなく、15時55分に御座石鉱泉に着く。バスの時間があったので、風呂に入る。そばを頼んだのだが、山小屋より高かった。

タイム
8月17日 曇り時々雨
8:42 甲府
9:00
10:20 夜叉神峠登山口
10:40
11:35 夜叉神峠
12:00
13:25 杖立峠
14:20 火事場跡
14:30
15:15 苺平
15:25
15:50 南御室小屋

8月18日 曇り時々晴れ
7:05 南御室小屋
8:25 薬師岳
8:45
9:15 観音岳
9:30
10:00 分岐
11:00 地蔵岳
11:10
11:35 鳳凰小屋
12:05
13:25 燕頭山
13:35
15:55 御座石鉱泉


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